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Turnint AI のすべての機能に共通する設計思想が Agentic AI です。このページでは、Agentic AI とは何か、従来の AI アプローチとどう違うのか、そしてなぜプリセールス領域において重要なのかを解説します。

Agentic AI とは

Agentic AI とは、指示に応答するだけでなく、文脈を理解し、自ら判断して行動する AI です。 “Agentic” という言葉は “Agent”(自律的に行動する主体)に由来します。従来のチャットボットや AI アシスタントが「聞かれたことに答える」存在だったのに対し、Agentic AI は対話の流れを理解し、次に何をすべきかを自ら判断して行動します。

Reactive AI との違い

従来の AI の多くは Reactive(受動的) です。ユーザーが質問し、AI が回答する。この一問一答の繰り返しが基本モデルです。 一方、Agentic AI は対話全体を通じて文脈を蓄積し、自律的に次のアクションを決定します。 Agentic AI を定義する 3 つの特徴があります。

文脈理解(Context Understanding)

Reactive AI は各入力を独立に処理します。Agentic AI は対話全体を通じて文脈を蓄積し、見込み顧客の課題、関心、検討段階を継続的に理解します。

自律的判断(Autonomous Decision-Making)

Reactive AI はルールに従い、指示を待ちます。Agentic AI は蓄積した文脈に基づいて、次に何を説明すべきか、どの情報を提示すべきかを自ら判断します。

主体的行動(Proactive Action)

Reactive AI は受動的に待ちます。Agentic AI は先手を打ちます。見込み顧客が言語化していないニーズを察知し、関連する情報を能動的に提示します。
Reactive AIAgentic AI
応答モデル質問に答える文脈に基づき自ら行動する
文脈理解各入力を独立に処理対話全体を通じて蓄積
判断ルールベース / 指示待ち状況に応じて自律的に判断
行動の姿勢受動的能動的・先手を打つ

双方向性 —「届ける」と「聞き出す」の統合

従来のツールは、情報を届けるもの(資料、動画、LP)と情報を聞き出すもの(フォーム、アンケート、チャットボット)に分かれていました。これらは別々のツール、別々のタイミングで動作します。 Agentic AI は、この分断を解消します。見込み顧客に情報を届けながら、同時に課題や関心をヒアリングする。聞き出した内容に基づいて、次に届ける情報を最適化する。「届ける」と「聞き出す」が一つの対話体験の中で同時に行われるのが、Agentic AI の双方向性です。

Turnint AI における Agentic AI

Turnint AI は、Agentic AI をプリセールスエージェントとして実装しています。見込み顧客との最初の接点から、対話を通じたヒアリング、検討の支援、そして次のステップへの誘導まで、プリセールスプロセス全体を AI エージェントが担います。 この Agentic なアプローチは、GTM(Go-To-Market)プロセス全体に適用されています。

これからの展望

AI の進化は、「ツールとしての AI」から「エージェントとしての AI」へと向かっています。 ツールとしての AI は、人間の指示を効率化する存在でした。エージェントとしての AI は、目的を理解し、自ら判断して行動する存在です。 プリセールス領域は、Agentic AI が特に力を発揮する分野です。見込み顧客一人ひとりの文脈が異なり、対話を通じた理解が不可欠であり、情報提供と情報収集を同時に行う必要がある。この複雑さは、ルールベースのアプローチでは対応しきれません。 Agentic AI は、プリセールスを「人的リソースに依存するボトルネック」から「スケーラブルでありながらパーソナルな体験」へと変えていきます。